知的障がいの疑似体験グループ「おむすび隊」
- |2023年02月17日(金)
- |カテゴリー:お知らせ|
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- |by: ひ|
「おむすび隊」とは。。。
芦屋市内を中心に知的障がいの疑似体験活動をしているグループです。
構成員は芦屋市手をつなぐ育成会の会員と社会福祉協議会基幹支援センター、クローバー芦屋ブランチ、権利擁護支援センターのスタッフです。
身体障がいの疑似体験として車いすを利用してみたり、
視覚障がいの疑似体験としてアイマスクをして歩いてみる
では知的障がいの疑似体験って…?
知的障がいの特性のための暮らしにくさ、生きにくさを様々なワークを通して体験してもらう。
そんな活動をしているのが知的障がいの疑似体験グループ「おむすび隊」です。
体験の内容は次の通りです。
まず参加者に実際に疑似体験をしてもらいます。
ワークには次のようなものがあります。
・ひとつのことに注意が向くと全体像が見えなくなってしまいがちな障がいの特性の体験
・障がいのある人の手先の不器用さの体験
・言葉で指示を伝えることの難しさ、あいまいな表現と具体的なによる伝わり方の違いなどの体験
実際の体験を通して知的障がいについての理解を広げていくことを狙いとしています。
体験のあとは簡単に障がいの説明をします。
最後に当事者の保護者である育成会のメンバーがそれぞれの体験を語り、質疑応答するという構成になっています。
これまでに疑似体験をした場所は
市内各地域の福祉委員会、 山手地区子育て応援団、クラーク高校、警察学校、山手中学、行政職員向けの「意思疎通支援者研修」、NPOセンター笑顔ネット などです。
芦屋市内における療育手帳所持者は人口の0.7%だそうです。
知的障がいは外見上分かりにくいので本人が円滑な社会生活を送るためには、少しでも多くの方に障がいのことを知ってもらいたいと願っています。
そのためにも今後も疑似体験の活動を行っていきたいと思っています。
疑似体験をやってみたいという団体等いらっしゃれば、育成会のお問い合わせの方へ連絡ください。